| 応募総数1,415点 兼題(テーマ)『灯り』厳選の結果、下記の方々の入選となりました |
| 多数のご応募ありがとうございました。 |
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| ■一席俳句大賞 |
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| 山本 鍛様 |
旭川市 |
灯を消して月の湯宿となりにけり |
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| ■二席 優秀賞 |
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| 玻座真 博公様 |
那覇市 |
春立ちて百灯百句睦みけり |
| 山口 慶輔様 |
嬉野中学校3年 |
ツリーの灯みんなの心温める |
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| ■三席あったか賞 |
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| 三藤 安男様 |
嬉野町 |
湯けむりの灯りに浮かぶ寒椿 |
| 小田中 準一様 |
千葉県市川市 |
白杖の行く手照らせし月灯り |
| 井上 りょうせい様 |
嬉野小学校2年 |
みかんのききいろのあかりあふれてる |
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| 入選句(敬称略) |
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| 太田 善章 |
嬉野町 |
百灯にうごめく百句春どなり |
| 米倉 孝子 |
嬉野町 |
湯の町の灯りまつりや春の風 |
| 湯下 百合子 |
嬉野町 |
小夜しぐれ灯りも潤む薬師堂 |
| 山本 亜紀子 |
嬉野町 |
湯煙に濡れし石段秋灯り |
| 藤川 治美 |
嬉野町 |
道しるべ灯かりのともる十三夜 |
| 野口 昭 |
嬉野町 |
十五夜の灯をまとふ寒湯治 |
| 阿比留 みさえ |
嬉野町 |
宿あかりちらほら帰り花もみゆ |
| 阿比留 徳吉 |
嬉野町 |
うから寄る祭笛かな燭あかり |
| 織田 良範 |
嬉野町 |
湯けむりが灯りくもらす寒さかな |
| 中嶋 昭敏 |
多久市 |
灯を消せば外の明るさ夕月夜 |
| 中嶋 良平 |
多久市 |
しばらくは灯さずにいる良夜かな |
| 池田 小楠 |
小城郡牛津町 |
月よりも淡く灯ともし露天風呂 |
| 山口 妙子 |
鹿島市 |
嵯峨菊の束ねられたる灯の外れ |
| 吉村 金一 |
鹿島市1 |
女湯も妻ひとりらし朧の夜 |
| 木村 悦子 |
佐賀郡久保田町 |
春灯や祝ぎの衣の仕付け解く |
| 松尾 さなえ |
鹿島市 |
清流も灯をちりばめし祭笛 |
| 松尾 鉄仙 |
西松浦郡西有田町 |
俳画浮くおぼろ灯しのゆのまちに |
| 寺戸 英子 |
佐賀市八戸 |
宿灯り冬小走りに来たりけり |
| 野口 理世 |
唐津市西唐津 |
あら玉の年の灯を浴び生れし児よ |
| 山田 フサ子 |
佐賀郡大和町 |
小さき灯の野外演奏夜の秋 |
| 江崎 渉 |
鳥栖市 |
レトロ屋の秋灯鈍きジャワ更紗 |
| 吉冨 聿子 |
鳥栖市 |
山の日のすとんと秋の灯をともす |
| 辻 洋子 |
佐賀市 |
復元のガス灯けぶる初時雨 |
| 香月 陽一 |
杵島郡白石町 |
湯の街に百の灯籠春立ちぬ |
| 藤田 有子 |
鳥栖市 |
街灯のきつね色して冬の雨 |
| 筒井 せつ |
藤津郡塩田町 |
特老の灯華やぐクリスマス |
| 松尾 久美子 |
伊万里市 |
紅葉狩帰途は湯宿の灯に憩ひ |
| 田栗 勝 |
武雄市 |
灯籠の湯煙纏ふ夫婦旅 |
| 田栗 あき子 |
武雄市 |
湯の灯り余生の初湯溢れしめ |
| 江口 昭子 |
佐賀市 |
喜寿の旅ひとりもうれし絵灯籠 |
| 野口 敦子 |
小城郡牛津町 |
寒月や湯の奥底に冴え渡る |
| 光武 悦子 |
鹿島市 |
湯豆腐や旅も果てなる灯に掬ふ |
| 平山 ちはる |
鹿島市 |
裏木戸の灯ほのかや藪柑子 |
| 井上 利親 |
春日市 |
客着けば灯がまた一つ冬の宿 |
| 田中 良吉 |
岸和田市 |
灯点して雛の瞳輝けり |
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| 牟田 善明 |
大村市 |
寒椿肥前嬉野百灯華 |
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| 大平 一昭 |
吹田市 |
乳いろにとける里湯の冬灯 |
| 酒井 伸子 |
西彼杵郡長与町 |
燈會や水面に揺らぎ二月祭 |
| 玻座真めぐみ |
那覇市 |
湯上がりのおいどにえくぼ春灯 |
| 山口 照子 |
春日市 |
人栖める灯りがひとつ山眠る |
| 小林 よね子 |
上越市 |
頂の宮の灯りて去年今年 |
| 堤 信一 |
大分市 |
ささやかな夕餉を母と冬灯 |
| 海老原 順子 |
西茨城郡岩瀬町 |
コンビニの灯が好きで来しかぶと虫 |
| 横井 さかゑ |
海部郡佐屋町 |
なんとなく友が居そうな夜店の灯 |
| 門脇 かずお |
米子市 |
初蝶の産れるやうに灯り点く |
| 山下 奈美 |
掛川市 |
春灯や洋書の文字のやはらかく |
| 荕 賞太朗 |
東京都 |
神の留守守り灯籠灯をともす |
| 西森 茂夫 |
金沢市 |
灯ともして花疲れ出る茶の間かな |
| 松下 弘美 |
神戸市 |
恋心灯してバレンタインの日 |
| 伊東 静雄 |
沼津市 |
門灯のように向日葵咲きゐたり |
| 安孫子 哲 |
龍ヶ崎市 |
春近し灯りに映えるもののかげ |
| 今岡 久代 |
東京都 |
百灯に百のぬくもり月朧 |
| 小嶋 あけみ |
吉川市 |
母の待つただそれだけの冬灯り |
| 田中 暢子 |
吉川市 |
思い出がベンチに座る春燈下 |
| 北川 賢二 |
大阪市 |
薫風に灯りが揺らぐ露天の湯 |
| 山本 浩子 |
川越市 |
闇のなか灯りまとひて冬の菊 |
| 中山 徹也 |
千葉市 |
しぐるるも厨の灯り暖かし |
| 廣岡 彩 |
東京都 |
輪の中で君が吹き消す二十歳の灯 |
| 中村 みどり |
東京都 |
木枯らしやあの窓の灯が僕の家 |
| 伊藤 俊雄 |
仙台市 |
木枯や職員室にまだ灯り |
| 森尾 広志 |
北九州市 |
冬灯篭見上げて温き足湯かな |
| 藤林 郁甫 |
稚内市 |
母一人守る生家や秋灯 |
| 浦上 由子 |
秦野市 |
絵手紙に恋は秘めつつ秋灯 |
| 竹澤 聡 |
横浜市 |
秋の灯やみな本好きの一家族 |
| 福井 由美子 |
瑞穂市 |
影遊び大きく見える孫と月 |
| 宇井 久 |
豊中市 |
一坪の庭でほおずき灯をともし |
| 小旗 春海 |
青嶺中学校 |
雪の夜家の灯りが星のよう |
| 堀江 麻友美 |
松山西中学校 |
月あかりさっきはごめんと言えなくて |
| 宮田 康平 |
風師中学校3年 |
帰り道灯りがあるよおちついた |
| 中上 昌俊 |
風師中学校3年 |
露天風呂香りとゆげと月あかり |
| 松尾 愛 |
久間小学校6年 |
あかり消しろうそく消しておめでとう |
| 中村 朱里 |
大野原小学校5年 |
町にある秋の電灯もみじ色 |
| 山口 かな |
嬉野小学校2年 |
たんじょうびケーキにともる火が八本 |
| わたなべ けんたろう |
嬉野小学校2年 |
こわいゆめあかりがついてほっとする |
| 塩塚 有 |
嬉野小学校4年 |
おんせんのゆげにまぎれてもみじちる |
| 田島 りゅうじ |
嬉野小学校4年 |
お月さまどこへ行ってもついてくる |
| つるさき みのる |
嬉野小学校4年 |
とう台の灯りをたよりに船はゆく |
| 松尾 奈々子 |
嬉野小学校5年 |
ろうそくをつけたらうかぶ祖母の顔 |
| 中嶋 けい |
嬉野小学校5年 |
街灯で赤くそめるよもみじの葉 |
| 庄山 偉緒 |
嬉野小学校6年 |
街道にあったか俳句ならんでる |
| 荒川 市之助 |
嬉野小学校6年 |
ひかってる一人ぼっちの月灯り |
| 神近 美保 |
嬉野中学校1年 |
灯籠に温もりもらう冬の夜 |
| 太田 有美 |
嬉野中学校1年 |
名月に心の灯り充電す |
| 迎田 藍 |
嬉野中学校1年 |
息白し街並彩る道灯籠 |
| 秋月 浩二 |
嬉野中学校1年 |
家族たち月より僕を照らしてる |
| 樋口 達也 |
嬉野中学校1年 |
今の僕てらしてくれる月明り |
| 草場 由美 |
嬉野中学校1年 |
自転車の灯り頼もし冬の夜 |
| 古川 夏幹 |
嬉野中学校1年 |
帰りがけこんないい月一人じめ |
| 松本 望 |
嬉野中学校2年 |
この町は笑顔の灯りがともってる |
| 田中 成美 |
嬉野中学校2年 |
あかりがね町をつつむよあたたかい |
| 岸川 秀昭 |
嬉野中学校2年 |
冬の空灯りがさそうあたたかさ |
| 西野 浩史 |
嬉野中学校2年 |
月灯りとうろうと共に夢照す |
| 山口 夏歩 |
嬉野中学校2年 |
灯とゆきだるま一緒にほほ笑んだ |
| 山田 大輝 |
嬉野中学校3年 |
受験生灯火残る冬の夜 |
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